センティアＷｉｎｇスタッフ日記 Daily news from Centia-Wing Tennis School

ラケットに張ってある糸のことを
”ストリング”といいます。

ボールと直接、接触する部分なので、
ボールに与える影響が大きいわけです。

もちろん、ラケットの性能も重要ですが、
それと同じくらい、もしくはそれ以上に、
大事なアイテムなのです。

快適にテニスを愉しみ、上達していただくために、
ぜひ、ストリングの知識を得て、活用していただきたい、
と思います。

そこで、今日はまず、ストリング　基本編として、
テンションと張替えについて紹介します。

ストリングをラケットに張るときに強い力で引っ張って
張ります。ポンドという単位で表しますが、
５０ポンド前後が標準でしょう。
（ラケットの大きさや性能、ストリングパターンによって
　異なります）

ちなみに私は９８平方インチの大きさのラケットに、
５０～５２ポンドで張っています。

５０ポンド前後というのは、Ｋｇで表現すると、
３０～３５ｋｇくらいになります。

つまり、３０ｋｇ以上の力で引っ張られているわけです。

ですから、使用しなくても、ストリングは徐々に伸びて
いきます。ボールを打てばなお伸びは大きくなります。

１ヶ月から数ヶ月すれば、ストリングが伸びきってしまい、
本来の反発力が失われた状態になります。

そうなると、張替えをするわけです。

プロの選手はたいてい毎回新品のものを使用します。

われわれコーチも最低１月に１度以上は張替えをします。

半年や１年以上経過している方・・・
それはいけません！
ボールの飛び、食いつき、スピンのかかり具合、など
において本来の性能を発揮していません。

最悪の場合、
フォームの乱れやテニスエルボーにつながります。

早速張替えを！！

詳しくはお気軽にコーチまたはフロントで
ご相談くださいね。

種類やテンションなど、
あなたに合ったセッティングを
相談しながら決めましょう！

ね。