センティアＷｉｎｇスタッフ日記 Daily news from Centia-Wing Tennis School

　最近コーチをしながら感じる事があります。
　
　それは子供達の言葉遣いです！！
　センティアの子供達に限らず、日本の子供達の言葉がすごく乱れている事を感じます。

　先日、私の担当させていただいているジュニアのクラスの子供達が、すごく乱暴な言葉を発している事に私は驚き、ショックを受けました。
　
　私は、これから育っていく多くの可能性を持つ子供達にテニスを教える事だけが仕事だとは思っていませんし、テニスを通して子供達に伝えていかなければいけない事がたくさんあると思います。
私は、レッスン前に子供達にいくつかの質問をしました。

自分の事は好きですか？
自分にとって１番大事なものは何ですか？

　　　　命　家族

　私はこの言葉を聴いた時すごく救われました。
　
言葉は消しゴムでは消すことも、取り戻すことも出来ない。
私がオーストラリアに行った時身をもって体験した母国語の日本語は自慢できるものである事。

私は皆が大好きだし、いつも皆を見ている。
だから、自分の両親が聞いて悲しい思いをしたり、自分が言われて傷つく言葉は必要のないことだと言う事を話しました。
そして、練習時間に紙に皆に　いくつか質問をし、
自分の事は好き？
自分の短所・長所
など、私が話した内容を皆はどう感じてくれているかを書いてもらいました。

どの子も、皆正直に書いてくれ、中には自分の言葉によって友達を傷つけてしまった事に後悔しているのに、ついつい遣ってしまって、どのように気をつけたらいいのか分からない！と書いてくれた子もいました。

皆の紙を回収してから、皆は　“おまえ”⇒“〇〇君”に変わり、お前！！と言おうとした子は　おま・・・という言葉を言った瞬間に口を押さえ言い直しました。

すぐ直る！とい事は無理でも、私の言葉を受け入れてくれた子供達。
自分でいけない！と気付き、直そうとし始めた子供達の姿が私は本当に嬉しかったんです。

最後に私は、
　　　　子供達には　毎回空振りでもいい
　　　　　出来るまであきらめない事
　　　　テニスが出来なくても、挨拶がきちんとでき・マナー・ルール・の守れる人になってほしい！
と伝えました。
私が入社した当時は目を見て３分話を聞くことが出来なかった子が、今真剣に目を見て最後まで話を聞いてくれるようになり、その子はすごくテニスも変わってきています。（本当に）私はどんなに時間がかかっても、変化し気付いてくれる子供達を見るのが楽しいし、楽しみにしています。

子供達に私はこれからも、
自分の言葉を大切にする！という意味を少しづつ伝え　
この子達がもっている純粋な心を大切に　どんどん伸ばしてあげれたら・・・と強く思っています。
そして私自身も子供達と共に　日々成長していきたい思っています。